《子供の習い事》空手について詳しく解説!メリットデメリットは?空手道場を選ぶ時の見極めポイントなど[久留米市][大牟田市]
子供の習い事に空手を検討している親御さんもいらっしゃると思います。空手は礼儀作法から心も体も強く学べる習い事です。しかし、空手について何も分からない方も多くいらっしゃいます。そこで、空手道場を経営している私が「空手」について、解説していきます。
まず初めに・・・
空手には「当てる空手」「当てない空手」に大きく分かれます。「当てる空手」は直接体に攻撃を当てて闘うもので、「当てない空手」は型や寸止めで闘うものです。
今回は、「当てる空手」をターゲットに進めていきます。
空手について知ろう!学ぼう!
🥋道場の選び方、探し方
空手道場の探し方ですが、一番は口コミです。周りに空手を習っている方がいないか探して、話を聞いてみましょう。
もしご自身で探す場合は、ホームページを作成している道場がお勧めです。そこで、団体の指導方針、代表者や指導員の経歴、場所や費用システムをリサーチ出来ます。
次に選び方についてですが、見学や無料体験を開催している団体がほとんどなので、必ずご活用ください。稽古中の雰囲気だけでなく、保護者同士の仲や指導者の人柄、方針を知ることが出来ます。質問は予め準備しておき、見学や無料体験時に聞くようにすれば良いと思います。
※試合に勝てばいいという方針の空手道場も少なくありません。子供はただ試合に勝つだけで良いのか、礼儀作法や心の強さも身に着けてほしいのか、しっかり見極めましょう!
🥋どんな練習内容なのか
まずは、返事や大きい声で挨拶が出来ること。そして特に小さい子は、ジッとして待っている練習。その後は基礎体力つくり(腕立て伏せや腹筋)、基本稽古(突きや蹴りの出し方)、移動稽古(動きながら攻撃)、ミット練習(攻撃を強くする)、対人練習(防御から打ち合いまで)が一般的な流れです。
防御を教えずに気持ちだけで闘わせる根性論や、子供を辞めさせない為に稽古中にドッジボールをする道場もあると聞きます。見学の際にしっかり観察しましょう。
🥋何歳から参加できるのか
最近、子供の習い事をスタートさせる低年齢化が進んでいます。空手道場は3才や4才から可能としている事が多いです。しかし最低条件として、会話が出来て親がいなくても大丈夫な子であれば周りにも迷惑をかけないでしょう。
もちろん、6年生から始める子もいれば、中学生高校生で始める子もいます。何かを始める時に年齢は関係ないです。思い立ったが吉日!ですね。
🥋稽古の頻度や費用について
毎日違う習い事をこなしている子供も今は少なくありませんよね。空手は週1から学べる習い事です。スケジュールに関しては、大体平日の夕方にやっていますが詳細は各団体のホームページを見るか、問い合わせをしましょう。
費用についてですが、一般的に
入会金、月会費、道着代、サポーター代で20,000円~40,000円のようです。
※年会費がかかる団体もありますので予め調べましょう
入会金について
入会する際の登録料や事務手数料も含まれています。5,000円~10,000円
月会費について
週1で3,000円/月
週2以上で5,000円/月が大体の平均です。
練習可能最大日数や入会後の練習日増減は出来るのかを、最初に把握しておきましょう
道着代、サポーター代について
団体指定のものを購入することになります。金額はかなり幅があります。入会前に事前に把握しておきましょう
🥋空手のメリット
礼儀作法が学べる
返事や挨拶など基本的な事から空手は指導していきます。また言葉遣いや姿勢、立ち振る舞いも学んでいきます。例え試合に勝ってもガッツポーズはしません。
集中力がつく
組手中、よそ見をしたりボーっとしていると攻撃を食らいます。痛いです。自然と集中力が向上します。空手を始めてから授業中集中して話を聞けるようになり、学力が上がったという話も良く聞きます。
根気がつく
コツコツとした練習が多いため、自然と根気強くなります。そこから基本の大切さも学びます。
体が強くなる
攻撃力強化だけでなく打たれ強さの練習もしますので、友達や同世代の攻撃をもらっても痛くもかゆくもない体になります。いじめられっ子はいじめっ子への恐怖がなくなるのでいじめられなくなり、いじめっ子は痛みを知ることでいじめなくなります。
精神が強くなる
痛みを伴う習い事なので、乗り越えないといけない壁は沢山あります。乗り越えていく度に強くなり自信がつきます。
🥋空手のデメリット
怪我がある
直接打撃をするので、打撲や擦り傷など怪我がつきものです。しかし、打たれ強さを鍛えて打たれる覚悟で闘うので大きい怪我は多くありません。むしろ、打たれ強さも鍛えずに当たらない事を前提にやる寸止め空手の方が、当たった時に準備がないため大きい怪我をするようです。